少年マンガと少女マンガ
帰省した機会にさっそく友人に「ちはやふる」を薦めてきました。気に入ってもらえたようでよかったです。
私は好きなマンガができると必ず人に布活動教をしています。
それで一人でもその本を読む人や買ってくれる人が増えるとうれしんですけどね。
人に薦めるときはそれはもうめちゃくちゃ気を使います。
マンガ大好きな人にであれば、ちょっといいなあと思うところがあるマンガなら気軽に薦めることができて楽なんですけど・・・
そうでない人たちには、これは多くの人に受け入れてもらえると思える本や、個別にこれならイケるって本を選んで薦めます。
「ちはやふる」は男性にも自信をもって薦めることができるマンガだったのでこれダメっていわれたらどうしようかと・・・
私は少年マンガと少女マンガの違いとして「身体の成長」と「心の成長」という対比をよく使います。
この二つは単純に切り離して考えることができるものではないのであくまで傾向としてですが、
特徴として少年マンガにバトルものが多く、少女マンガに恋愛ものが多いということはできると思います。
恋愛ものは心の動きを表現しやすいですが、主人公の女の子の主観的な視点になりがちです。
そうなると女性には共感できる部分になるのかもしれないですが、男性にはつらい感じがします。
そこら辺が男性に薦められる少女マンガを選ぶ際に重要になるかなと。あとは絵柄とかもありますけど。
「君に届け」なんかだと主人公が自分に自信がなくて、一歩引いて考えてしまうところが逆に客観的視点を生み出している気がします。
そこでワンクッションおかれるので、感情が揺れ動いている様子が男性にも伝わりやすいんじゃないでしょうか。
逆に少年マンガだと「鋼の錬金術師」がその辺のバランスがとれている作品かな。
少年マンガの王道をいっている作品ですけどガチガチのバトルものというわけではなく、
重いテーマと向き合ったときの主人公たちの心の揺れとのバランスが絶妙です。
なにせ現在クライマックスに突入していて今年中に完結してもおかしくありません。
再アニメ化もするし読んでない人には一気買いしてもらって損はないと薦められる作品ですね。
青年マンガはジャンルは独特だったりしますけどドラマ性が高いので、今年はそのあたりからも受け入れやすそうなのを薦めていきたいです。
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