古びない作品

久しぶりの更新になってしまいました。

大阪に帰還です。


実家帰るとどうしてもなかなか会えない友人たちと連日飲み歩いてしまうため、家に帰ってくる頃には日付が変わってしまう毎日。

そうなると更新する気力が・・・


でも久々に会って話すとそれだけで楽しいですね。別に大した話はしてないんですけど。


春から仕事始ったりしたらみんなもっと忙しくなるんでしょうね。そうすると中々都合もつかなくなるかな。


まあ会った時は奢ってもらおう。学生だしw



家で鍋パーティーしたときに昔の劇場アニメ鑑賞会をしました。

まあもう何度も見ていたりするんですけど、いいものは何度見てもいいです。


とりあえず、銀河鉄道999ルパン三世マモー編」カリオストロの城を見ました。


999は初めて見たんですけど、今見るとちょっと画が古い感じがします。


あと物語の展開が早すぎてそこで入り込めないです。原作見た時はもっと重みがありましたね。

2時間に収めるのはやはりキツイ作品。


でもその分青春ものとしての軽やかさはあったかな。

終盤からラストにかけてはとても見ごたえありました。


次に見たのがルパンのマモー編です。これは良かったですね。もう何度も見てますが、
昔のルパンたちのいい感じの古めかしさといかつさが醸し出す雰囲気が絶妙です。


新しくなるにつれてルパンてどんどん軽やかでオシャレな感じになっていく気がするんですけど、
これはとても泥臭い部分もあり、それにマッチした名ゼリフありで逆に新鮮に感じます。


夢を盗まれたから取り返しに行くというルパンに対し

「夢ってのは、女のことか?」と返す次元のカッコよさ。


これは違うんだろうけど、いやもうカッコいいしそれでいいじゃんと思わせるレベルですよ!


さらにカーチェイスの辺りなんかはお約束って感じのカッコよさで、納得の画面でした。


カリオストロの城はもう今見ても全く古さを感じない。


作画の技術的にいえば今より古い要素なんてたくさんあると思う。

記号的な、わかりやすい表現だって今のほうが断然多い。


でもいい作品ていうのはそういう要素が多いとか少ないという問題じゃないんだなということを改めて感じさせてくれました。


演出がいい、名ゼリフがある、ということも面白い作品の重要な要素だけど、ボリュームの問題ではないです。


それらすべてが一つの作品の世界観のもとに見事に合わさって、質感を持った世界が描かれる。

その世界にほとんど違和感を抱かせないという点が素晴らしい。


これを今のところ、うまい、とかすごいとかそんな言葉でしか表現しきれないのが悔しいです。



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