マイケル・ジャクソンのすごさ
ここ最近毎日大学の図書館にこもりきりです。
でもめちゃくちゃ楽しい。朝行って気づくと閉館時間になってます。ここに住みたいくらいです。
そんな日々だったのですが、友人から突然「マイケル・ジャクソンが死んだらしい」との電話がかかってきました。
私がマイケル好きだったため仕事の合間にかけてきてくれたみたいなんですがw
最近はパソコンもデータ整理のためくらいにしか開かなくなっていたためニュースもわからずそのことは知りませんでした。
もうテレビは見てないですし・・・
そのことを聞いた時には、おどろきはしましたけど、「そうなのかあ、まだ若いのに」くらいにしか思いませんでした。
最近マイケルの活動があまりないので気にしてはいなかったし、なにより自分のことでいっぱいいっぱいでした。
そして今日、何気なく、マイケルのDVDを見ました。
「HIStory on Film, Volume II」です。
- アーティスト: マイケル・ジャクソン,ジャネット・ジャクソン
- 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
- 発売日: 2001/11/07
- メディア: DVD
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めちゃくちゃ泣けました。
あまりにもすごすぎて、カッコよすぎて、自然と涙がでてきました。
身体が芯から震えてくる。
そして時間も忘れてただただ見続けました。
私は歌よりもマイケルのダンスが好きです。
もともとあまり音楽を聴かない方だということもあるのでしょうが、それよりも彼のダンスのすごさはわかりやすすぎる。
彼のPVはストーリーもあり、人数も多く、それが歌とダンスによってまとめられている、
本当に完成度の高い一つのフィルムです。
大がかりな仕掛けや派手さ知名度では「Thriller」かもしれませんが、
久々に見て「Beat It」もやっぱりすごくいい!
荒々しくもいちいちカッコいいマイケルのしぐさ、そして映える赤いジャケット。
この赤ジャケも忘れることはないでしょう。「Thriller」はさらに上下そろってますけど。
ギャングの抗争にマイケルが割って入り、マイケルのダンスとともにそれが全体に感染していく様はちょっと笑えますw
ギャングがやけにダンスうまいw
とくに白いジャケットきたBOSSの一人はむっちゃキレキレです!
他にはこの方向性のカッコよさで飛びぬけているのは「BAD」ですかね。
ストーリー仕立てですが、マイケルの演技にも熱がこもっていて、
それが終盤のマイケルの心の叫びのような歌、ダンスへとつながっていきます。
PVとしての見ごたえは抜群です!
ですが私が一番好きなのは、「Smooth Criminal 」です。
このPVを見た時の衝撃は、今でも忘れられません。
真っ白なスーツ姿で颯爽とバーに入ってくるマイケル。
冒頭のジュークボックスにコインを投げ入れるところからしてもうかっこいいんですよw
そこからダンスが始まるわけですが、荒々しさはなく、本当に洗練された動きです。
これが白いスーツ姿によく合っていて美しく、赤ジャケとはまた全然違う素晴らしい味わいです。
このPVの素晴らしいところは、マイケルの動作ひとつひとつの美しさ、それに尽きると思います。
もちろんクライマックスはありますけど!
手先足先の柔らかさに対し、腰に何か仕込んでいるんじゃないかと思うほど上半身や身体の線は全くブレません。
芯が通っているとはこういうことかと思わせます。
ダンスなんて全くやったことはありませんが、それでもすごさがわかります。
歩き、走り、階段の昇り降り、全てがありえないほどカッコいい。
ダンスでは動きのなかで滑らかさとともに、「ピタッ!ピタッ!」と動作を止めるところがありますが、
そのキレや止めの身体のフォルムも美しくてカッコよくて仕方がない!
そして圧巻は後半、緊張が高まり、
「Yo, Annie, are you okay ― Are you okay Annie?」
のかけ声とともにライトがついてからのダンスです。
えっ、イリュージョン!?( ゚Д゚)ポカーン
口あけて見入ってしまいます。
これはもうあらゆる人に見てもらいたい!
できるなら、きれいな画質で、大きい画面で。
マイケルに対してどんなに先入観を抱いている人であっても、彼のPVを観たらそのすごさがわかるのではないでしょうか。
そしてそれこそが、彼が「本物」である所以だと思います。